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回復へのステップ
通うこと
不調の期間が長い場合は、身体が悪い状態を強く記憶していますので、前の状態に戻りやすくなっています。
紙で例えれば、折り目がついてしまった状態です。一度開いただけでは、また折り曲がろうとしてしまいます。
したがって、繰り返し整体を行い、カラダに正しい状態を学習させることが必要なのです。
更に身体に悪い癖を付けないための生活習慣の修正と、
既に身体に付いてしまった悪い癖を取り除くための整体を並行して行うことが大切です。
整体間隔が短いほど、結果的に整体回数が少なくて済みます。
日常生活で受ける患部のダメージよりも、体が持っている力が上回らないといけませんので、整体間隔をできるだけ空けないことが、大切です。
また、整体後、痛みがないからといって、大丈夫というわけではないので注意してください。
検査すると、潜在的な異常が出てくることからも、痛みが出るレベルではないというだけですので、引き続き、整体が必要です。
整体間隔の目安
急性の場合
痛みなどが強い場合は、1~3日後に来てください。
たとえば、ぎっくり腰の場合は集中的な整体が良いので、3日連続、あるいは1日おき3回の整体をお勧めします。
その後、痛みなどが軽くなれば、1週間後に来てください。
その後さらに、検査しても潜在的な異常が出てこなくなれば、3週間毎のメンテナンス整体期間に入ります。
慢性の場合
日常生活に支障がある場合は、1~3日後に来てください。
その後、日常生活に支障がなくなりましたら、1週間後に来てください。
その後さらに、痛みなどがなくなり、検査しても潜在的な異常が出てこなくなれば、3週間毎のメンテナンス整体期間に入ります。
定期メンテナンス
身体を快適な状態に保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
私自身も、月1回は、定期的に整体を受けています。
繰り返し整体していけば、いずれ痛みがない状態になります。
しかし、痛みを引き起こした元々の原因は生活習慣にあるわけですので、それを変え続けない限りは再発します。
悪い生活習慣から来る以上、自分だけでその状態を維持するのは困難です。
日常生活でダメージは蓄積していくので、また苦しい思いをしたくなければ、3週間に1回、整体を受けて、良い状態をキープすることをお勧めします。
生活習慣・食生活を改めること
不調と言うのは、いろいろな小さな潜在的な不調が積り積って、表面に出てきたものです。
少し良くなったらといって、以前と同じ生活を続けていれば、当然また、身体の不調が起こります。
末長く自分の身体を使っていくには、日々の手入れが大切です。
生活習慣
通うこと以外に、もう一つ、大切なことが生活習慣です。
骨にゆがみがあれば、ゆがみの原因となる悪い姿勢をやめる必要があります。
椎間板のつぶれがあれば、睡眠時間をしっかり確保する必要があります。
それ以外にも、いろいろと生活上、注意すべきことがあります。
こちらの指導にしたがって、生活習慣も改めてください。
食生活
今の自分は、今まで食べたもので出来ています。
人間の細胞は、常に生まれ変わっています。
そして、その細胞は、口から入れたものから作られます。
したがって、悪いものを食べれば身体は悪くなり、良いものを食べれば身体は良くなります。
他に、よく噛まない、食べ過ぎなどの食べ方の問題もありますが、まず、食生活を改めなければいけません。
自分自身を大切にすること
素手で整体する以上、整体してできることは、手助けをすることまでです。
あとは、あなたの持つ生命力です。
せっかく授かった命ですので、いろいろな言い訳をして、身体や心を粗末に扱わないでください。